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第2話「今こそ出航」 [MFL~STORY~]

~前回までのあらすじ~
フィリョースは更新をサボった!

~一夜明けてのタウン~

ナイジ「ファーム?」
エルナ「そう ファーム
    モンスターを育てるのに必要な施設・・・ かな
    ファームを持たずに旅をしながらモンスターを育ててる人もいるけど
    個人ファームだったり ギルドファームだったり・・・
    なんにせよチモックをある程度の強さまで育てるのに
    安全な場所が必要だから 私の方で手配しておいたわ」
ナイジ「いやぁ 何から何までありがとうございます・・・ハイ・・・」

チモック「クィー」
エルナ「あ!そうそうっ チモックだけど
    とりあえず小さいうちはゴハンをおなかいっぱい食べさせてあげて!
    タウンのゲートから入ってすぐの所に食材屋があったでしょ?
    まずは何をあげればいいか教えるわ 一緒に行ってみましょう!」
ナイジ「しょ・・・食材屋・・・ッ!?」
エルナ「えっ・・・ なにか問題でもあるのかしら・・・」
ナイジ「い・・・いや・・・タウンのはずれにも食料品取り扱ってるところあるし
    そっちじゃダメなのかなって・・・」
エルナ「うぅん・・・ ダメとは言わないけどモンスター用の食材はそこくらいしか・・・」

チモック「きゅきゅ」
エルナ「ね おなかすいたよね ほらほら はやく行きましょう!」
アニャムー「みゃんみゃみゃー!」
エルナ「アニャムーはさっきあげたばっかりでしょ!」
アニャムー「みゃうー」
ナイジ「ブリーダーって大変だ・・・」
エルナ「?」

~食材屋~

そんなこんなでタウンにある食材屋に到着した二人であった

エルナ「ほら ここここ ここが食材屋さんよ
    これからお世話になるよ きっと」
ナイジ「は・・・はぁ・・・」    
ランナ「いらっしゃいませ!ランナの食材屋へようこそ!
    あぁ!エルナさーん!今朝はどうもー!
    ッテェ゙ー!!ナイジィ!!」
ナイジ「・・・よ・・・ヨオ」

エルナ「あれっ?なぁんだ ナイジさんここもランナさんも知ってたのね」
ナイジ「・・・そりゃ・・・一応同郷ですし・・・」
ランナ「でもでもなんでまたエルナさんがナイジなんかと・・・
チモック「モッキュ」
ランナ「ッテェ゙ー!なな 何よそのキキモ!
    まさかナイジアンタいくらお金がないからって
    島のブリーダーからぁー!」
ナイジ「違ぇよ!オレが再生したモンスターだ!悪ぃか!」
ランナ「うっそ・・・あのナイジが?うっそ・・・」
ナイジ「こっ・・・このやろぉォ・・・」
エルナ「ま・・・まぁまぁ2人とも・・・おさえておさえて・・・
    ランナさん モンスターと食材について教えてあげてくれるかしら?」

ランナ「え?まぁ~エルナさんがそういうなら・・・しっかたないかぁ」
ナイジ「ぎぎぎ・・・」
ランナ「で ナイジさ そのキキモをどんな風に育てたいワケ?」
ナイジ「え?どんな風にって・・・ドラゴンみたいに育つのかっ!?」
ランナ「アンタバカァ?」
ナイジ「う・・・うるせぇ!」

エルナ「どんな能力を上げたいか ってコトよねランナさん」
ランナ「さっすがエルナさん!分かってるぅ!」
ナイジ「・・・」

ランナ「で ナイジさ どの能力を上げたいって思ってるの?」
ナイジ「能力って・・・ 何だ・・・」
ランナ「アンタバカ」
ナイジ「うるせぇ!」

エルナ「ライフやちから かしこさや体の丈夫さのことよね」
ランナ「そうそう!そんなことも知らずにブリーダーになったの!?」
ナイジ「いや・・・俺まだブリーダーじゃねぇし・・・」
ランナ「あぁ やっぱりまだブリーダーじゃないんだ やっぱり ふふーん」
ナイジ「えーい!そういうお前だってさっきから何も教えてねーだろー!
    全部エルナさんに言わせてよーおー!」
ランナ「なによクルにビビっておしっこ漏らす泣き虫ナイジのクセにぃいい!」
ナイジ「ア゙ー!いつまで昔のこと引っ張ってんだこのオネグソパリルヤーカァア!」
ランナ「女の子に向かってなんて事いうのよ変な髪形してー!!」
ナイジ「ソーセージにいわれたかねー!!」

エルナ「ま まぁまぁ!2人とも おさえておさえて・・・ どうどう」
喧嘩するほど.jpeg
ナイジ「がるるる」
ランナ「ぎぎぎぃ」

チモック「きゅぅぅう・・・」
ランナ「あっ・・・!そのコおなか空いてるんじゃないの!」
ナイジ「だから食材屋にきたんだよ!」
ランナ「もう・・・!じゃあ・・・おなか空いたままじゃかわいそうだから
    このクルナッツを食べさせてあげて ライフを上げる食材だから
    悪いようにはならないと思うわ」
ナイジ「お・・・おう・・・サンキュ」

チモック「カリカリ キュー カリカリ」

ナイジ「(かわいいな・・・)」
ランナ「(かわいいわ・・・)」

チモック「キキッ きゅー」

エルナ「こんな風に モンスターにごはんをあげると
    うんっと成長するの!ね!ランナさん!」
ランナ「え!あ!はい!そうそう!その通り!分かった!?ナイジ!」
ナイジ「にゃろォ~・・・でも確かにさっきよりでっかくなった気が・・・」
エルナ「キキモは成長が早いモンスターだから 大きくなるのも早いわ
    じゃ!この調子で1ヵ月後!モンスター試験がんばりましょうね!」
ナイジ「は・・・はい!」

ランナ「じゃ クルナッツ1セットで 240SPになりまーす」
ナイジ「金とんのかよ!」
ランナ「ったりまえでしょ! こっちだって仕事でやってんのよ!」
    ブリーダーになるんだったら240SPくらいポンと払いなさいよね!」
ナイジ「くっ・・・ほらよ・・・」

ランナ「はいはいまいど エルナさん こんなヤツ落としちゃってかまいませんからね!」
ナイジ「てぇんめぇぇ・・・」
エルナ「ふふ・・・ 2人ってそっくりね」

ランナ&ナイジ「そっくりじゃない!」

エルナ「で・・・さっきから気になってたんだけど・・・
    あの人は?」
ランナ「え?」
盗み食い.jpeg
モルグ「だっしゃっしゃシンムー!こんなところにたべものがたくさんおいてあるぞー!」
シンム「モッシャッシャッシャ!」
投獄.jpeg

~そして時は流れて1ヵ月後 船着場~

ナイジ「いよいよ試験か・・・ 受かるかなぁ・・・」
チモック「キュキューイ」
ヒューリ「おう ナイジじゃないか 試験受けるんだってね エルナから聞いたよ」
ナイジ「あ・・・ヒューリさん がんばります」

ヒューリ「しかしアンタがねぇ・・・ あぁ 馬鹿にしたわけじゃないよ
     まぁ あの頃からバトルだけは好きだったけどね」
ナイジ「オレも成長したってコトですよ」
ヒューリ「自分で言うかい おっと もう時間だね 出発は1番港のウチの船
     団体だからちゃんと挨拶はしろよ じゃあ 踏ん張ってきな」
ナイジ「・・・ウス!」

~船内~
ナイジ「どれどれ 担当試験官はエルナさん・・・ 俺はァ・・・最後か・・・
    あれ以来びっくりするくらいほったらかしにされたけど大丈夫だろうか・・・
    まぁ 薪くらいは燃やせるようになったし なんとかなるだろ」
チモック「キ」

デーボ「おう!おめぇら!到着したぜ! 気張ってこいよ!」

ナイジ「よし! いくぞ!チモック!」
チモック「キッーキィ」

~試験会場~

エルナ「久しぶり!ナイジさん!」
ナイジ「お久しぶりです!」
エルナ「最後に残ってもらってごめんね 試験 はじめようか」
ナイジ「はい!お願いします!」

エルナ「じゃあ~ 第一試験!モンスターに指示をだして
    このニャーニャー人形に攻撃をしかけてね!」
    でも壊さないようにしてね シェマさん怒るから」
ナイジ「シェマさんが? なんでまた?」
エルナ「このニャーニャー人形 シェマさんの手作りなのよ」

ナイジ「シェマさんの・・・」
シェマさん.jpeg
ナイジ「手作り・・・」

エルナ「・・・あ!ごめんごめん! この指示棒を持ってね」
ナイジ「あ はい」

ナイジ「・・・」
   「・・・」
   「・・・」
   「(なんじゃこりゃ・・・!!!)」
 
エルナ「? どうかした?」
ナイジ「いや!なんでもないです!
    (ヤバイ なんだこれ この棒で叩くのか?
    でも知らないっていったら減点されたり・・・それはまずいぞ・・・)」

ナイジ「(ええい!ここで聞いて恥をかくわけにはいかん!
    適当に振ってみよう!)せやっ!」

ブンッ

エルナ「・・・」
ナイジ「・・・」
チモック「・・・」

エルナ「もしかして・・・ 指示具の使い方・・・ 知らないとか・・・?」
ナイジ「・・・は・・・ 恥ずかしながら・・・」

こうしてナイジとチモックの波乱のブリーダー試験は幕を開けたのであった・・・

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prelude

第二話ふいた。ふきました。
by prelude (2011-07-13 13:33) 

フィリョース

>>prelude様
ご訪問ありがとうございます!

これからコメディ路線で行くか
スプラッター路線で行くか
ドエロ路線で行くか
王道少年漫画路線で行くか
新幹線で行くか鈍行で行くか
悩んでるところでございます!

ますます!
by フィリョース (2011-07-13 21:46) 

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